三味線は、16世紀に現在の沖縄を経て中国から日本に渡来したと云われています。
最初は弾き方が判らず、琵琶の演奏をヒントに三本の弦を撥で叩く奏法が考案され、日本独自の発展を遂げました。
現在、メジャーになっている津軽三味線は独奏曲が多いですが、長唄三味線は他の奏者と合わせて弾く事が一般的で、また唄方、囃子方とも合わせるので、呼吸や間がとても大事な楽器と言えます。
また、日本の四季を意のままに表現出来るのが長唄三味線の一番の特徴で、江戸の粋な部分を表している曲が多く、また歌舞伎の代表的な曲も主には長唄となっています。
吉住流は、四代目吉住小三郎が提唱した「一般家庭音楽としての長唄・三味線の普及」の思想を源に、約一世紀に亘り様々な取り組みを続けています。
経験が無くても大丈夫?というお問合せが多いですが、当教室の生徒さんは全員が未経験からの入門です。
また、学校の授業やイベント企画として初めて三味線を持つ方が殆どですが、数回の講習で「さくら」が弾けるようになります。
撥の持ち方から三味線の弾き方、譜面の見方まで丁寧にご指導致します。
本教室は、初回無料体験を随時受付ております。
「難しそう」「うちの子でもできる?」という不安を抱えている方、まずは無料体験で三味線に触れてみませんか?
撥、三味線の持ち方から実際に弾いてみます。
三味線の音遊びを行い、楽器の魅力と楽しさを感じて頂きます。
敷居の高いイメージがある三味線ですが、今まで持たれていた三味線のイメージがきっと変わると思います。
稽古対象:小学生~中学生
稽古時間:30分
稽古対象:小学生~中学生
稽古回数:3回/月(日時予約制)
稽古時間:30分/1回
※月1回からのお稽古も可能ですので、ご相談下さい。
稽古対象:高校生~大人
稽古時間:40分
稽古対象:高校生~大人
稽古回数:3回/月(日時予約制)
稽古時間:40分/1回
※月1回からのお稽古も可能ですので、ご相談下さい。
定期演奏会として長唄吉住会東京公演は年2回、名古屋公演は年1回で行われています。長唄研精会は年2回行われています。
他、全国への出張ライブ、海外の演奏活動を行い長唄三味線の普及に努めています。
当教室のおさらい会は毎年行います。
他、髷まつり、島田大祭、市民文化祭等に参加、各年には吉住流門下生の舞台として「吉住祭」が東京国立劇場で開かれ、生徒さんの発表の場を多く設けています。
皆さん、最初は舞台で演奏するのが怖かったと話していますが、終わってみるとまた次の舞台も出たいという感想を頂いています。
常に目標を持って、お稽古に臨んで頂きたいと思います。
無料レンタルがございますが、数に限りがございますので3か月お稽古した時点で楽器のご購入をお勧めしております。
ご購入の際にはご相談下さい。
撥、指掛け、膝ゴム、教本は入門時にご購入(5,000円)をお願い致します。
個人差はありますが、基本的に6回程のお稽古で日本の代表曲「さくら」が弾けるようになります。
友人同士のお稽古は可能です。
しかし、個人差が出てしまう事もあるので、個人稽古に比べて進み具合が遅くなってしまう事もあります。
駐車場2台分ございますので、どうぞご利用下さい。
どうぞ、自由にご見学下さい。お子さんのお稽古姿を見てあげて下さい。
©2016- Yoshizumi Koyuya
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長唄三味線の世界へようこそ
三味線と聞くと、第一に津軽三味線に思い浮かべる方が殆どだと思います。
津軽三味線では洋楽曲、また勢いのある早い曲が多いので、若者にもとても魅力的に映ります。
それに対照の長唄三味線は、ゆっくりとした眠気の誘われる演奏曲というイメージがあるかもしれません。
しかし、実際はとても早く弾く部分からお囃子の四拍子も入り、急に目が覚める曲が多いのです。歌舞伎の「連獅子」は代表的な曲とも言えます。
静から動という表現がぴったりの曲が長唄には多いのです。私は、長唄のその部分にとても魅力を感じているのです。
私は高校生の時に青年として島田大祭に初参加、長唄芸人のお世話をする係に就きました。間近で聴いた長唄の演奏に魅せられ、平成13年に吉住小三友師に師事、平成16年に上京し本格的な修行に就きました。
学生時代では決して良い成績とは言えない音楽の世界に飛び込むとは、自分でも夢にも思いませんでした。
平成20年に吉住小友也を襲名し、平成25年には吉住小友也長唄三味線教室を開き、現在地元島田市を拠点に普及活動を行っております。
平成27年に初の海外公演にも参加し、世界の人にも日本の楽器三味線の魅力を届ける事が出来た事は、自分自身大きな成長となりました。
芸事はすぐには身につきません。すぐに結果が出せるものではありません。
しかし、努力は身を結ぶ事を信じ、これからも細く長く、そして忍耐強く続けて行きたいと思っております。