吉住小友也長唄三味線教室 長唄伝友会

第１１０回島田大祭が１０月７日〜１０日に開催されました。島田大祭(大井神社大祭)は今回で３２７年という長い歴史を持つお祭りです⛩
全９町あり、第一街〜第五街は長唄屋台踊り、第六街は鹿島踊り、第七街は大名行列、元宮は御旅所、新組は神輿行列といった、それぞれ担当するものがあり、大祭は成り立っています。
長唄吉住会が担当する第壱街屋台では、本年３名の踊り子が参加してくれました。本格的な松竹の衣裳を着るので中々な費用がかかりますが、子供、孫を踊りに出す為に３年間貯蓄をして各街の屋台に華を咲かせる、それも島田の粋な所かもしれません。
祭りを動かす青年には様々な係が存在しますが、長唄吉住会をサポートしてくれるのは芸人係。私自身１６歳から属している係で、芸人のエスコート(荷物持ち、草履を揃える等)、踊り舞台の進行(緞帳、幕、めくり他)、屋台運行中ではお囃子を演奏する事が主な仕事になります。素晴らしい舞台を作る為に、踊り子が舞う、芸人が演奏する事は当然ですが、それをサポートする青年は元より、街が存在している、それが島田大祭の隠れた魅力です✨

７日には第壱街お手見世(演奏会)が行われてました。
一、みやこ風流
唄　吉住小貴三郎　吉住小十郎
三味線　吉住小三友　吉住小友也

ニ、勧進帳
唄　吉住小三郎　吉住小貴三郎　吉住小十郎
三味線　吉住友孝　吉住小三友　吉住小友也
囃子　望月左之助　望月左京　住田長祐　福原寛瑞

７日大井神社拝殿　８〜１０日第壱街屋台にて踊りが行われました。
一、坂平真澪佳(６歳)羽根の禿　手習子
ニ、平井碧維(８歳)英執着獅子　神田祭
三、坂平真彩(９歳)浅妻船　みやこ風流

コロナで感染対策で制限ある大祭でしたが、無事に開催出来て本当に嬉しく思います。
長唄吉住会１００年「繋」から本年は「結」がテーマになっていますが、まさに島田大祭もそこに当たると思います。今回の大祭が、次回、１０年後、３０年後の大祭に繋がる事を信じています。
次回、第１１１回島田大祭は２０２５年１０月です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　吉住小友也

自分の演奏活動から地域の為に役立ちたい、コロナでも人との繋がりは大事にしたい、そんな想いから始めた地域発信、地域貢献の絲音会。本日、記念すべき第１回を島田市笹間の茶屋蛍さんで開催させて頂きました😌
お天気にも恵まれ、盛会で終える事が出来ました！反省点もありますが、それを活かし、また第２回、３回と続けていきたいと思います。
ご来場頂きました皆様、ご協力頂きましたスタッフ様、暑い中ありがとうございました🙇‍♂️

#絲音会
#茶屋蛍
#古民家カフェ
#長唄伝友会
#吉住小友也
#三味線教室
#島田市
#笹間
#演奏会
#地域発信
#地域貢献

こんな時だからこそ、やれる事を🏠

椀久さん(二人椀久)と雀ちゃん(吉原雀)のタマを考える🤔タマというのはアドリブの事で演奏技術の見せ所👍🏻
実際は弾く事は少ないと思うけど、技術向上の為に💪🏻

１０月１１〜１４日に行われる第１０９回島田大祭は、今年で３２４年という長い歴史があります。
今回は９年振りに島田大祭前夜祭長唄の夕べ(１０月１０日(木)18:00、プラザおおるり)開催されます。
屋台街である第壱街〜第五街の長唄芸人による演奏会です。
今回のテーマは各街の地踊り曲。
地踊り曲は抜粋になり２〜３分になりますが、通常は２０〜３０分の曲になります。演奏曲は以下の曲です。
入場料は4,000円、プラザおおるり、歩歩路の窓口にて販売中です。
ご来場お待ちしております。

第壱街〜吉住会〜紀文大尽
第ニ街〜佐門会〜酔猩々
第三街〜芳村金四郎社中〜喜撰
第四街〜東音会〜月の巻
第五街〜松島庄十郎社中〜元禄花見踊
全街合同〜勧進帳

１２月１３日伝承の会でした。
研修生として正治郎連獅子に参加させて頂きました。
約３か月東京へのお稽古の日々でしたが、先生方の熱心なご指導と、一緒にお稽古を受けました正連チームの皆様の励ましもあり、この日まで来る事が出来ました😃
普段慣れている吉住流とは違う点もあり、そして何よりも三味線全員が他流という組み合わせにより大変な部分もありましたが、最後は３か月間培ったチームワークで演奏が出来た事、とてもとても大きな財産となりました。
この経験を活かし、また精進して参ります😌

明後日、２１日(日)14:00〜島田市大井町公会堂にて三味線教室門下生おさらい会を行います。
一年に一度のおさらい会ですが、こうして開催出来ます事に感謝致します。
どうぞよろしくお願い致します。

だいぶ遅くなりましたが、２月２１日に行われた長唄協会無事に終了しました。
今回は四代目吉住小三郎、稀音家六四郎作曲された名曲紀文大尽を演奏させて頂きました。簡単に言うと内容は、豪商と云われた初代紀文が、嵐の中江戸へ船でみかん運び大儲け、二代目が吉原で豪遊し、初代が残した財産を食い潰すのもまた豪商！というもの。
中にはセリフもあり、長唄演奏のみのお芝居を観ているようなもので、中々面白い曲です。