‘生徒さんの声’

長唄三味線の力🎵

2023, 11月 4th,, 土曜日

長唄三味線を始めて22年。吉住小友也として16年。教室を運営して8年。
長くやっていると色々な事があります。

今回はうちのお弟子さんで個人塾経営しており、またお名取さんでもある吉住小友野さんが、先日あった出来事を書かせて頂きたいと思います🙇‍♂️なお、ご本人様より許可も頂いております。

Yさんは中学3年生。吹奏楽部でパーカッションを担当し、7月末の県大会で3位に入賞する程、中学生活の全てを部活動に注いできました。引退して受験勉強に専念する為、8月に塾に入会して参りました。1か月経て、学校が始まる8月下旬から原因不明の腹痛が続き、学校を再々早退、休む日が続くようになりました。塾にもお休みの連絡が届き、憔燥感にあふれたメールが何通も寄せられました。
9月下旬、10月に演奏会初舞台を控えた私はYさんにこんな提案しました。
「音のプロのYさんに見てほしい。長唄三味線を弾くので塾に来てほしい。」とお話しました。
そして、1か月振りにYさんが来てくれました。
塾の授業の合間(おやつタイム)に、『長唄越後獅子』の前半を演奏しました。
初めて聴く長唄三味線の音色に、目を丸くして耳を傾けていました。演奏を終えると、Yさんは「先生!すごい!!」と笑顔で拍手をしてくれました。
お迎えの車の中でYさんは運転するお母様に「びっくりした!演奏すごく良かった!」と声を弾ませ語ったそうです。1か月振りのYさんの笑顔にお母様は安心されたようでした。
その後、Yさんは1日も休まず登校しています。
未熟な私の演奏ですが、人の心を動かす和楽器の持つ底力を誇らしく思いました。長唄三味線を習っていて本当に良かったです。

先日の直木賞を取られた島田出身の永井さんもそうですが、長唄三味線が様々な人達に力を与えているのかと思うと、自分自身も活動して来て良かったと思います😌

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生徒さんの声~10代~②

2018, 5月 31st,, 木曜日

石神愛心さん(中学1年) 稽古歴:2年

お三味線を始めたきっかけは、小友也先生のお教室に通っている祖母の紹介でした。
日頃のお稽古では、先生が指の押さえ方や、間の取り方などを細かく丁寧に教えて下さいます。
今ではお三味線が私の特技になっています。学校でも先生や友達の前で弾き、びっくりされました。
上手に曲を弾けると、とても楽しいです。もっと上手になるように頑張って行きたいです。

生徒さんの声~10代~

2018, 5月 31st,, 木曜日

藁科楓さん(中学3年生) 稽古歴:2年

私の祖母の家に青い袋があり「これ何?」と聞いたら「三味線だよ」と言い、見せてくれました。それが、私と三味線の出会いでした。
その時はちょうど島田髷まつりとお三味線のコラボ企画があり、祖母の紹介でそこに参加という形でお三味線を習い始めました。
そこから地道に練習を続け、髷まつりでは良い結果を残す事が出来ました。それが自分の自信となり、本格的にお三味線を始める事にしました。
最初は「さくら」「ほたる」など、自分の知っている曲もありスムーズにお稽古が進みましたが、最近は長唄の曲に入り難しくなってきました。
しかし、先生が優しく、丁寧に教えて下さるおかげで、難しい曲でも弾けるようになってきました。
少しずつですが、弾けるようになるのが嬉しく、楽しいです。
中学3年となり、お三味線と勉強の両立が難しくなってきていますが、先生が支えて下さり、とてもありがたいです。
自分の好きな曲が弾けるようになる事を目指して、これからも頑張っていきたいと思います。

生徒さんの声〜60代〜

2018, 5月 29th,, 火曜日

産婆のフーさん
稽古歴:3年 大井川教室

毎日、仕事、介護、家事と気忙しく、時間に追われて過ごしています。そんな時、ふと心を癒してくれるのが三味線の音色です。粋で風情のある音色はひととき心地良い私だけの世界に浸れるのです。
前期高齢者の私にとっては、長唄はとても奥が深くて難しいのですが、やりがいもあります。固い頭と動かない手に四苦八苦していますが、丁寧な先生のご指導で少しずつ上達を感じています。
"継続は力なり、亀の歩みのごとく一歩一歩着実に"をモットーに精進していきたいと思っています。いくつになっても好きなこと、夢中になれるものがあって素敵なことです。

生徒さんの声〜70代〜

2018, 5月 9th,, 水曜日

雅子さん お稽古歴:1年

私は幼い頃に観た島田大祭の三味線、笛、太鼓の音色がとても印象に残っています。
特に三味線の音色が好きでした。
大人になり習ってみたいと思いましたが、その頃には島田では三味線の音色が聞こえず、お稽古場も見かけなくなりました。
定年後、本気で三味線の教室を探しましたが、やはり手掛かりも無くあきらめかけていました。
ところが、昨年の夏に島田の本通に三味線のバチの看板を見かけ、びっくりしました。その足でお宅に伺い、初めて小友也先生にお会いしました。また想像していた先生よりも、余りに若くてびっくりしました。初の三味線体験をさせて頂き、すぐに入会させて頂きました。
早いもので入会して一年が経ちます。
先生の気さくで優しい御指導のもと、楽しくお稽古しております。最近、長唄の曲にも入り、益々お三味線を弾くのが好きになりました。

生徒さんの声

2018, 5月 8th,, 火曜日

吉住小友也長唄三味線教室には10歳以下の小さな生徒さんから70代の方まで、幅広い年齢層の方々が在籍しております。
入会前の体験入門時に皆様からお話を伺うと、自分にも三味線が弾けるかな、どのような先生かな?生徒さんはどのような方がいるの?等、不安を持っている方が殆どです。
少しでも、その不安や疑問から安心や三味線を習ってみたいという気持ちになれるよう、今回から少しずつ生徒さんの声を載せて参りたいと思います。
第1回目は講師である私、吉住小友也の声を載せたいと思います。


吉住小友也(30代) 芸歴17年
師匠:長唄三味線吉住小三友
邦楽囃子仙波清彦

私は16歳で島田大祭に第壱街青年として参加し、身近で見た芸人さんの演奏に魅了され高校卒業後、月に一度島田で開かれている教室で吉住小三友先生にご指導頂きました。その後、本格的に修行に打ち込む為上京。
2008年に吉住小友也を許され、名取として10年という節目を迎えました。
師匠のあとを引継ぎ、教室を始め5年。
長唄、三味線、お囃子、鳥肌が立つ程に本当に素晴らしく、偉大な先輩方の音に少しでも近づけるよう演奏活動も精力的に行っております。
従来の長唄の指導を基本に、地元に根付いた伝統文化と島田の産業など、様々な方面からまた、今の時代に合わせた方法から長唄の素晴らしさ、魅力を伝えていきたいと思います。

©2016- Yoshizumi Koyuya

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